2018年5月11日金曜日

34~38日目 清水河镇(中国)~アルマトゥイ Алматы(カザフスタン)

34日目 中国最後の町 霍尔果斯市に向けて出発 50kmほど走れば中国ともさらば


国境に行くにしたがって標識の案内がとうとう4ヵ国表示になった


だいたい国境の町なんて 古ぼけたぼろい所という定番の形が
予想が違って豪華だった事には驚いた。



ぐんぐん進み 行きついた先、柵が・・ イグミは、、
と聞いたら首を横に振られました。 開かないと。
前にいるぼったくり屋の中に英語が話せる人がいて、聞いてみると明日こいと・・。トホホ


ネットを繋いで調べてみるとこの町にも国際ホテルが存在して、ちょっと値ははるけど、
最後の一日だし良いかなと思って宿泊。 町のほぼ中心にある所。
シャワーを浴びた後は町ブラ。


麺以外の何か食べようかなと思って入った店で 麺を注文する僕のクオリティには自分でも驚きだった


この町 21;30頃でもこれぐらいの明るさというのが驚きで..
っというのも上海から時間変更線がなく、4800kmほど走ってるので、どう考えても2時間ぐらいずれておかしくないレベルです,,


さっきのは昼飯。今度は夜飯。
実はこの町 意外と良いのが メニューが写真である事。
中国はこれがあまりなく、外国人向けなのかな、、とか思いながら指さし注文してた


ま、せっかくだしと思って写真撮っといた。超市の中。
結構どこでも水筒は売ってます。
中国人 水筒にお茶の葉入れて持ち歩いてる人が多いので、売れてそう。


魚肉ソーセージ・カップラーメンはこんな感じ。

僕は赤い普通のカップラーメンが一番好きです。
紫は、香辛料・・ なんか濃いんすよねぇ..赤が一番普通に辛のみ。

35日目 ホテルに朝食がついてたので、食べてみました。
この町、、昨日の店もそうだったけど、結構あっさり味でおいしい。
このホテルもおいしかった。 カップはミルクティ


雪山がかっこよく見る事が出来ました。


ゲートに行くと閉まってる・・
いろいろ試行錯誤して聞いてるとぼったくり屋が近づいてきて、ゲートの人と合わせて話してると国際バスに乗れと。
で、それどこなの?って聞いたら、地図で案内してくれました。 ここだって。

え・・こっから80kmほどあるんですけど...
でも、もう行くしかないと思って諦めて出発..

なぜか謎の紫の壁群衆があったり。
予想通り町に入る前にポリス
なんでこの町に来た?と聞かれたので、バスに乗りたいからと返答
日本語話せる人がいたので、 なぜこんなにポリスが多いのか質問した所
一番上司っぽい人にその答えを訪ねて返ってきた言葉が
「国民の安全のためだ!」 若いポリスがこれをそのまま訳すべきか悩んだ末そのまま教えてくれました。 そして僕の気持ち「この上司ダメだ・・ 人数増やせば安全だと思ってる・・」


その後進んでバス停に到着


中に入るといろんな町の名前が書かれてたので、ここを中心にいろんな町に行くんだろうなーと察し


そしてバスが進んだ結果・・・宿泊したホテルの横に到着・・・
いやいや違う違う。国際バスでしょ?カザフスタン行きでしょ??????
っと聞いた所、とりあえず正面から入りなおせと言われ、入りなおすと・・
どうやらここがカザフスタン行きバスの乗り場。
ハハーーン ぼったくり屋に騙された。
とはいえ、これで行けると思って入ると オーストラリアから自転車で来たというおっちゃんと遭遇
残り二人は ビールを飲み続けて酔っぱらいのカザフスタン人

話をしてると 奥にポリスがいるから、パスポートチェックしてこいと指示が出たので行ってきた。
オーストラリアのおっちゃんから一言「キヲツケロ」
パスポート渡して質問に答えてると、日本人だろ。携帯渡せ。
はいはい。と渡すと、写真をがっつり見られます・・
facebookあるか?と聞かれたので、あるよ。って答えると、とりあえずバスに乗るのはNGだ。署に来い。と。 ・・・え?

その後横にある署に行き、カバンの中を開けられ、
携帯とノートpcをがっつり覗かれ、iPhoneからポリスが写ってる写真を削除される始末
自由を掲げてる国に自由が無いんですけど、この国はバカなのか????????
ポリスも一人 いかれた人「黙って言われた事だけヤッテロ」みたいな口調 死ねばいい いるし、 はいはい。ともう呆れてぼーっとしてると3時間後ぐらいに
偉そうな人が 部屋に入ってきて、少し会話したら釈放
ようやくかよ!!!と思って再びバスの所に行くと
「本日の営業は終了しました」と。。
明日は何時でしょうか///     9;30です。と返答

呆れて再びホテルに向かうと ガードの人が ニヤッとした顔
昨日英語喋ってなかったのに halloって言った!!
ロビーの人も笑いながら対応。 部屋なんて同じ部屋チョイスしてくれたよ。
ロビーの中にウサギいたので写真撮らせてもらった。


諦めて飯でも食うか・・と外出たら、昨日行った店に 女性二人ライダー発見
参戦して一緒にご飯食べました
二人はベジタリアンらしい。すごいね。
意外と多いんだよね
パタゴニアでもベジタリアンいたし。


36日目 バスに行ったら、今日は休日だから出航してないから明日こいだってさ。
再びホテルに向かって 同じ対応・・
ここまで来たら、さすがに全員なれ合いっこなので、
チェックインなんて、何も言わずお金払ったら 同じ番号のキーくれるし。
昨日までメモってたパスポートのコピーも もうやらないし!
チェックアウトだって、カード渡して 手続きしてる最中 自転車取り出したりいろいろやって終わってから 再びロビー行くと デポジット返してくれるレベルだ!
もう僕もロビーもガードの人も全員仲間だ!

37日目 ホテルの前に階段があるので、そこを下ろすのに、自転車を下ろして
荷物を下ろして。と2,3往復するんだけど、
昨日からガードの人が荷物を手伝ってくれるようになってた。
今日なんて 携帯で覚えて発言したのか「また明日」って日本語で言って手振ってくれたよ。 なんて良いホテルなんだy!!!!
このやさしさをポリスにくれ!。
ゲートに行くと今日は開くって・・・ この前一年中閉まってるって言ってたんだけど・・ あれも嘘か。
どうせ写真チェックでめんどくさいと分かってたのでこの辺は何も写真撮らずです。

でも、ゲートはここじゃない 右だ。と言われたので、ここかなと右に行くと、
ここじゃない左だ。と。
中央の所か!と思ってそこにいた人に聞いたら ここじゃない左だ!。
誰かが嘘ついてる・・・ もう何も信じられない・・・
ので、バス乗る方向に変更
お金を払って乗った結果、最後の人が嘘ついてるのがわかった。
そこの扉が開いて入れた。

バスに乗る前に 荷物チェック、ボディーチェック
イグミの建物入る前に 荷物チェック、ボディーチェック
イグミ入った後に 荷物チェック、ボディーチェック
この国はバカなのか????

ついでに、パスポート渡して 話してると、日本人でしょ。携帯あるでしょ。
あっちに行って。とスタンプ貰えたものの誘導..
写真チェックが始まった・・・ バカなのか??

LINEの未読は既読に変えられ、VPNは勝手に繋げられ、facebookやLINE、写真などいろんなアプリを勝手に起動され いろいろいじられた。 何されたかわからん。
その後 ok行って良い。っと許可が出たので行こうとしたら
横にいたポリスが「No パスポート」 え・・渡す・・「ok」 意味わからん
建物出れたので進もうとしたらポリスが「stop パスポート」 スタンプみてok
意味わからん
こんなんね、牢獄入ってるのと一緒な気分だよ。
プライバシーもくそもへったくれも何もない
中国なんて滅べばいいと本当に思った。実際はポリス全員死ねばいいと思った。
考えてみてわかった事がある。
たぶん外国人をホテルに泊める事ができる許可は申請が必要っぽいけど、
ホテルと関係を築いてるポリスを配置させること。とかそんなのが必要なんじゃないかなと思った。 そら申請しねーわ。めんどくせー

ようやく脱獄できた。 もう二度と行くもんかと思う気分で逃げるように走った
中国のイグミから カザフスタンのイグミまで迂回ルートしかなく、7kmほどの距離

進んだ先にカザフスタンの人がいて誘導してくれた。
そしてカザフスタンのイグミで 紙があったので、適当にペペッとわかる範囲で記入して
ついでに、iPhoneでロシア語に変換した ちょっとした自己紹介ページを見せつつすると
すんなりスタンプ ポンポン ok。
そうだよ!!この神がかった対応速度!!!!!!!

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ちなみに書いとくと

  • 2017年1月1日から日本を含む45ヵ国の一般旅券所持者に対して最大30日間の無査証でのカザフスタン滞在が可能になりました。
  • カザフスタンに5日以上(出入国日を含む)滞在する外国人は,入国後5日以内に到着空港か内務省管轄外国人登録所で外国人登録の義務があります。日本国籍については空港の入国審査の際、入国カード(Migration Card)の2か所(入国と登録の箇所)に日付入りの印が押されて返却されます。  2つのスタンプのうちの一つが外国人登録のものになるので入国時に2つのスタンプが押印されているか確認してください。入国カードな出国時にも必要となりますので,パスポートとともに大切に保管してください。

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適当にペペッと書いたのが 外国人登録のやつだろう。
ビザなしでの入国 ありがたいです本当に。
中国みたいにでかい国なくせに15日までしかノービザがなく、それ以上はビザが必要っていう頭の狂ってる国とは大違いだ。

そしてカザフスタン入国 うひゃーーーーー自由になったーーーーーーー
自転車で進もうとしたら 乗ってたバス発見・・
運転手から あれ?乗らなくていいの?みたいな返答貰ったので大丈夫~っと返答してお別れ。
一緒に乗ってた人とも手を振ってお別れ。
ここまでバス来てくれてるって事は・・中国からカザフスタンまでの7kmほど・・
あれ 僕忘れられてるな・・ ま、いっか。

もう自由 すべてが自由 すべてから解放された。天国になった。
地面は多少荒れてる。 でも心の中がすっきりしてるので何も苦にならない。
とりあえず走りながらATM探そう。なんて考えて走ってた。


ガソリンスタンドは無人が多いのが特徴。
(のちにわかったけど、建物の中に人います)

他の所もだけど、建物でお金を支払うと ガソリンが出る?仕組みぽく、
実際入れるのは自分でやるみたい。
車にガツッと差し込んで 金払ってコンビニ入ってる最中に 自動的にガソリンが入れられ、、 コンビニから出て車の所戻って ホースを外してる人いたり、、
近くで見てなくていいのかyとも思うけど、いけるぽい。

中国には無い建物がすぐに見れます。 そうだよ!これだよ。

ま、横はトラックで渋滞してますけどね

バス停が意外と面白く、いろんなデザインが描かれてます


最初の町でATM探そうと少しうろついたら いきなりかっこいい建物でてきた。

おおーっと思って写真撮ったけど、、その後ATMは見つからず次の町へ進んだ
50km地点..



カザフスタンの良い所は、雪山がずっと見れる事。かっこいいんすよ



アルマトゥイという大きな街に行くルートを少し外し、ATMを求めて迂回
140km地点にあった銀行にATMがあって、降ろす事が出来た。
ので、その横にあるスーパーで飲み物買ったり。


こんな廃れてそうなガソリンスタンドでも稼働してます

標高600m~800mぐらいを登ったり下ったりと意外としんどいなーとか思いながら走ってたけど、最後気づいたら950まで登ってた。
まさか1000mまで行くはずが~wとか思ってると1000m超えてるし!!
さ、今日はどこまで走るかなーと悩んだ末1100mまで行ったら止めようと走ってたら
本当に1100mまで登ったので、立ち止まって 適当に横の草むらに侵入しテント張った。
喉が渇いてたので、コーラ500ml飲み・・足らなかったのでオレンジジュース500ml飲み..
お腹すいてなかったけど、体力的に食べないと。と思ったので、カップラーメンを食べる方向に。
火をつけると 風で火が ボーーーっと  おおおおおおおおテント燃えなくてよかった・・ ちょっと今後気を付けようと思った.. というか結構吹いてた。
向かい風で緩い坂を登り続けてたので、知らぬ間に体力が減ってたんだろう。
ラーメン食べて、少しパン食べて就寝。。
1,2時間後ぐらいに目が覚めて、喉乾いてたのでペプシ300mlほどのみ、、
っと外見たら、真っ暗なので、星がとても綺麗だった。
天の川は見えなかったので、パタゴニアには負けるなーとは思ったものの
日本でここまでのは見たことないなーと思いながら見てると、寒くなったので、
テントの中に入って再び就寝。

カザフスタンに入ってから 子供が手振ってくれたり、
途中で疲れて休憩してると「大丈夫か?」って車止めて聞いてくれたり
車乗ってく?って聞かれたり
手振ったり 振り返してくれたり。
なんというか、自転車旅の一番楽しい状態に戻ってきた。
景色は綺麗だし、緑は多いし。
そうだよ。この楽しいのが中国全部ないんだよ。ダメだよあの国。
カザフスタン最高すぎだろう!!!


38日目 朝4;00頃目が覚めたけど、外は明るくなりそうでなってない状態。
不思議な状態なので、外見てみると月明かりが明るかった。

少しだけのんびりした後 少し暗いけど片づけて走り出した。
走るころには太陽がでる・・・か?ぐらいの所だったので日の出より前スタート


数キロ走ってるとゴミ箱発見したので、ペットボトルをぽいっと。
飲み残してたペプシも飲み切って.. って昨日テントで1.8リットルぐらい飲んだんだよねぇえ。だいぶ疲れてただろう。
そのまま ひたすら景色のいいのを拝みながら走り続けたら、下りスタート


結構早いぞ・・・!と思ったら 傾斜がきついのもあったけど、完全な追い風だった


バス停もちょっと撮った


いろいろ写真撮りつつ 休憩にガソリンスタンド
なんというか、昭和ぽいというか、昔のアメリカ・・?な感じ

キットカットあるし!!!横のパン 適当に買ったけど、死ぬほどおいしかった。
日本にもあるやつ。ちょっとしっとりした、甘いやつ。
お店の人も 値段電卓で売ってくれるし、外国人慣れしてる、、、スバラシ
その後ぐんぐん追い風で調子こいて走ってるもののwifiの文字ないし、
ホテル一軒だけメモってるけど泊まれなかったらどうしようと不安を抱きつつ走ってました


思いのほか だいぶ早く着くのがわかったので、途中にあったショッピングモールぽい所で休憩しようと中に入ると、sim売ってた・・

ネット使えるかな、、?と期待を込めて 適当に購入 sim安いしね。
結果ネット繋がりませーーん
店の人にネット無理?って聞いたら「ネットしたいならこっちよ」っと誘導
ATMみたいな機械に simでゲットした電話番号を入力?して ちょいちょいいじって適当にお金をいれ、、
レシートを貰い、、っと店の人が僕の携帯でなにやらポチポチポチポチ
できたわ。 はい。 って感じでいただくとネット繋がってました。
さて、どれぐらいの容量でどれだけの期間使えるものが手に入ったのがさっぱりわからん。
でもネットは使える。アリガタシ
速攻Booking.comを起動して少し調べた結果、予想してた宿をここから予約ゲット
そのまま町まで走る事に。


なんか死ぬほど暑いんですけど・・・


暑さでぐったりしてると宿到着 やっぱネットありがたい。メモってた所 場所ずれてた。
そして対応は英語。 感動しまっせ..
各自一つ一つのコンセントは無いものの、ネット使えればいいです。
一つ驚いたのが 入り口で靴を脱ぐ事。 初めてで驚いた。
後は、お金を払ったら、とりあえず シャワーでしょ?浴びてきなさいってすぐ言ってくれた。うれしい限り。


後は町ブラ


この国 実はトラック系が結構可愛く..かっちょいい。けど写真撮ってなかった。


そういやこの国にきて、たばこ臭い っていうのが無くなったのに気づいた。
あれもストレスの一つだったなと判明

吸ってる人はいるけど、吸ってない人に煙が当たらないようにしてくれてたり(吐く方向)
たばこの火は内側にしてたり 日本同様の配慮をしてくれる事にきづいた。



教会を見つけたので、向かってみると修復中だった
下の看板に写真があるんだけど、見たかった...生で見たかった。

中は写真禁止だったけど、少しこじんまりしてるけど、少しだけタイルが多めだったり
やっぱ宗教系の建物は面白いなと思わせるものだった

この教会は公園の中央にあるので、周りは木がいっぱい
草むらでは寝そべってる人いたり、子供が遊んでたり。


適当に歩いてると自転車置き場発見


アイスも買ってみた


こんな感じの外で食べるシステムが結構多く、中にはコンセントまでさせるようになってるので、PC持ち込んでる人も良く見る



こんな所にもATM.. ちなみに、大きめのスーパーの入り口とかにもありました。
大きい町だとATMはどこにでもある。田舎だと銀行頼るしかない? カモネ


子供の遊び場が結構多いのも印象的


中国というかアジアテイストじゃないものがとても多く、
考えてみたら、やっぱ知ってる雰囲気ではないのをみるのがやっぱ楽しい。
そう考えるとやっぱここからがスタートなんだなと思った。
上海や香港・北京から走り出して、このカザフスタンのアルマトゥイで 少し羽を伸ばすように体力を回復させる自転車乗りが多いって話は聞いてたけど、すごく納得。
英語は通じるし、いろんな国の人がいる感じするし
解放された感に喜びを感じ 休憩するっていうのは激しく納得。
こりゃ良い国だわ

ちなみに、アルマトゥイはGooglemapとかでこう書いてるんだけど、直接これを言っても通じず。
アルマティ って感じで言ってる気がする。
クロマティの発音でアルマティね。

っというか、VPN使わず、
google観れる。twitter観れる。普通にネットができる。
幸せすぎる!!!

夜ご飯は実はマクドナルド(free wifi状況を見たかったので) 英語で対応してくれてありがとうって答えると、 ダメダメだけど。的な返答されたけど、やりとりができてる=十分です
free wifiに関しては、中国同様 携帯番号が必要。ただ、速度はめちゃ速
そこでカザフスタン人と少し会話をして、忠告されました。
あんまりこの町 治安良いってわけではないので、
明るいうちは大丈夫だけど、日が落ちたら 出歩き禁止をおススメだそうです。
そういう国なのね。 なんというか中米気分

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